腸活は食事だけではなく、運動も取り入れるのがおすすめです。とはいえ、運動が苦手な人や、忙しくて運動する時間が取れない人もいるでしょう。
そのような人は、腸活におすすめのヨガポーズはいかがでしょうか?ヨガなら自宅で好きな時間に自分のペースでできます。腸活におすすめのヨガポーズを4つ紹介しますので、さっそく今日から始めましょう!
腸活は食事だけではダメなの?
腸活というと食事に注目が集まりがちですが、運動も重要なポイント。腸活に運動を取り入れるメリットは下記のとおりです。
- 自律神経が乱れると腸内環境が悪化するが、適度な運動は自律神経のバランスを整えるのに役立つ。
- 強いストレスは腸に悪影響を与え、腸内環境を悪化させる。体を動かして気分をリフレッシュすれば、ストレス緩和になる。
- 運動でおなか周りの筋肉を動かすことは、便秘の解消や予防にも効果的。
腸活の効果をより高めたいなら、食事に加えてぜひ運動を取り入れましょう。運動習慣が身につくことで、ダイエットや生活習慣予防にもつながります。
しかし、運動が大切なことは分かっていても、なかなか行動に移せない人もいるかもしれません。
- 運動する時間が取れない
- 運動に良いイメージがない
- 運動と聞くと反射的に「やりたくない」と感じる
このような人は、自宅で好きな時間に自分のペースでできる「ヨガ」がおすすめです。
ヨガは自律神経を整えるのに最適。運動する時間が取れないなら、朝1ポーズだけ、寝る前に5分だけ、といったスタイルでOKです。
運動に良いイメージがない人は、過去に運動でつらい・きつい経験をしたのかもしれません。ヨガは自宅でできるため誰かに見られることはなく、無理のない範囲でポーズを取るエクササイズです。自分が心地よく感じる程度の負荷で行います。
いかがでしょう?ヨガならできる気がしませんか?
腸活におすすめのヨガポーズ4選
腸活にはおなか周りの筋肉を使うポーズや、体を大きく動かすポーズがおすすめです。腸活におすすめのポーズを4つ紹介します。
<キャットアンドカウ>
背中を丸めるポーズと背中をそらすポーズを交互に行います。便秘や肩こり解消に効果的なポーズです。初級のヨガレッスンでもよく行われます。
(1)四つんばいになる。手は肩の真下、膝は腰幅に開いて腰の真下になるようにする。背筋をのばして、背中をまっすぐにする。
(2)息を吐きながら両手で床を押し、背中を丸める。目線はおへその位置に。
(3)息を吸いながら、肩甲骨を寄せるイメージで背中を反らせる。目線は斜め上。
(4)1〜3を何度か繰り返す。
キャットアンドカウは、朝行うと全身の血流が促されてすっきり目覚められます。ストレスフルな日は、寝る前に行うのがおすすめ。背中の筋肉がほぐれてリラックスできます。
<ダウンドッグ>
背中を伸ばしてお尻を高くつき上げるポーズです。全身を使うため、冷えやむくみ、ボディラインを整えるのにおすすめ。
(1)肩の真下に手を置き、骨盤の下に膝がくるように四つんばいになる。
(2)手のひら1枚分、手を前に移動させ、つま先を立てる。
(3)息を吐きながら手でしっかりと床を押して、お尻を高く持ち上げる。可能であればかかとを床におろす。
おしりを高く上げた時に背中が丸まってしまう場合は、膝を曲げてつま先を立てたままでOKです。背中をまっすぐ伸ばすことを優先しましょう。
<弓のポーズ>
おなかを軽く圧迫するポーズです。背中の筋肉を使うため、肩こりや体のコリ解消におすすめ。背中を引き締めてすっきりさせる効果も期待できます。
(1)うつ伏せになり、両足を腰幅に開く。
(2)両膝を曲げて、手で足首をつかむ。肩甲骨を引き寄せるイメージを持つ。
(3)おなかの下に重心を置いて、3〜5回深呼吸する。
胸を大きく開いて体を反らせるため、前傾姿勢がリセットされます。スマホやパソコンを長時間使う人は、ぜひ取り入れたいポーズです。
<ガス抜きのポーズ>
両膝を抱えて、おなかを優しくマッサージするポーズです。おなかにガスがたまっている時に効果的。体を動かしたくない時でも簡単にできます。
(1)仰向けになり、両ひざを抱えておなかに近づける。
(2)息を吸ったら手を緩め、吐く時に膝をおなかに近づける。余裕があれば頭と肩を床から浮かせる。
(3)3〜5回、呼吸に合わせてくり返す。
ガス抜きのポーズはリラックス系のポーズです。体に余分な力が入っていないか確認しましょう。肩に力が入ってうまく脱力できない時は、両手を組み合う状態に変えてみてください。
食事とヨガで腸活しよう
腸活は食事だけでなく、運動を取り入れるとさらに効果的です。運動が苦手な人や運動する時間が取れない場合は、ヨガがおすすめ。ヨガなら自宅で好きな時間に自分のペースで行えます。まずは1日1ポーズから始めてみましょう。体にうれしい変化があるかもしれません。